姉二人に、友達の彼を好きになったと
告白したその一週間後・・・
宿題すら、まともに手がつかなくなっていたトワレ
一方・・・
そんな姉の様子を、視界の中でも敏感に
キャッチしていたパナップ
パナップ 「トワレお姉ぇちゃん・・・好きな人がいるなら好きって言っちゃいなよ?
ここはスマッシュだよ♪ スマッシュ」
トワレ 「う~ん・・・でも、友達の彼なんだよね・・・」
パナップ 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
パナップ 「そうかぁ・・・でもスマッシュに限るよ? スマッシュッッ♪」
という事で・・・
翌日、妹のアドバイス通り
軽く大(岩城家)に、スマッシュを打ち込んでみるトワレ
ここはエースをねらえ
ねらっちゃいなっ♪
そんなこんなな、次の日の事・・・
チャットで仕入れた情報から
いつも大(岩城家)が来ているという・・・魚公園へと
やって来たトワレ
もうそこには、ちゃっかり大が・・・
忍び寄るトワレ・・・
作戦 ①声をかけ、大に竿を借りてみた
作戦 ②好きな彼の前では
華麗でいるよりも
なるべくドジっ子にっ
そして柔軟に・・・
作戦 ③なるべく、彼との何気ない時間を多くとり
たまには素っ気なくしてみる
そしてイチコロ♪
と・・・豪語していたコレ↑
トワレ 「(これでイチコロのはず・・・)」
大 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
トワレ 「どうしよう・・・まこりんには悪いけど二人が
同じ気持ちになっちゃんたんだから
しょうがないですよね・・・」
大 「何が????」
トワレ 「何がって・・・私と大さんが
好きになってるって事・・・」
大 「あー・・・魚公園ね。ここは本当に
空気いいし僕も大好きなんだよね」
トワレ 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
トワレ 「好きなのって、魚だけですか???・・・」
大 「??????????????????????」
トワレ 「あ゛・・・あ゛ぁ゛ぁ゛・・・気にしないで今のはっ」
大 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
あーぁ・・・少し溜息がでます
太陽は、東から西へ・・・
風は、東から南へ・・・
私の気持ちは 届きますか?
いつか あなたの元に・・・
んー・・・そいつは難しいだろっ
ニョッキ家 第三十五話
とりあえずまた続くけど・・・お終い・・・